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ミュージシャンの収入源は?契約形態によって違うの?

この記事では、ミュージシャンの収入について解説しています。ミュージシャンは、夢があり人気の職業でもあるため、成功するには収入源について真剣に考えることも大切です。主となる収入源から、ミュージシャンとしての方向性を考えていきましょう。

2020/12/28
MUSICIAN
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カラーライトの背景にポップフィルターと防振マウントのライブ録音機能を備えたスタジオコンデンサマイクの接写。側面図

「ミュージシャンの収入源にはどのようなものがあるの?」
「ミュージシャンとして収入を増やすには、どういう手段があるの?」

ミュージシャンとして成功するためには、収入やギャラの内訳を理解することが必要です。
内訳を知ることで、自身にとって不利な契約を防ぐことができ、収入や知名度を高めるためさまざまな方法にトライできるからです。

この記事では、ミュージシャンの収入源について、収入形態を踏まえたうえ解説していきます。

ミュージシャンの収入形態とは?

音符のコンセプト。木の音符と葉。

ミュージシャンの収入源について、まず大枠としてどのような収入形態があるのか考える必要があります。
収入の形態は、事務所などにより異なるため細かく見ていけば無数にありますが、ここでは大きく分けて3つの形態をご紹介します。

固定給

メジャーデビューをしたキャリアの浅いミュージシャンに多く見られる契約形態が、固定給制度です。

多くの新人ミュージシャンは、最初から十分な収入を得られるだけの楽曲販売やライブ動員が難しいため、先行投資の形で事務所が給料を負担する雇用形態です。

固定給の場合、CDの売上やライブチケットの販売費用などは、基本的に全て事務所に入ります。
作詞・作曲の印税など、取り決めによりミュージシャンにも配分する契約が結ばれることもあります。

固定給での契約の際注意するポイントは、次の通りです。

  • 会社員のように十分な給料と福利厚生が整っていないことが多い
  • 将来的に契約の見直しなどの可能性がある
  • 固定給制度の内は、ミュージシャン自身が気を付けていないと、楽曲がどの程度売れているのかが把握できない

固定給が得られる間は生活の不安などから解放されますが、いずれにしても楽曲が売れるようにならないと、ミュージシャンだけで生活していくことは難しいでしょう。

歩合給

ミュージシャンの給料は、歩合制が取られることが多いです。
完全歩合制のケースと、一定の金額を固定費としたうえで歩合制が設定されるケースがあります。

大ヒットしたときのメリットはとても大きいですが、楽曲が売れないことには収入が得られません。
従って、実績が出るまでは、アルバイトしながら音楽活動を続ける方が大半です。

また、楽曲が売れ一時的に収入が増えても、売れ続けなければ収入が下がってしまう点も要注意です。

個人での活動

事務所に所属せず、ミュージシャンとして活動する方法もあります。

個人での活動が多いのは、スタジオミュージシャンや動画投稿などしているミュージシャンです。
また、副業でミュージシャンをする場合も、個人事業主のような形で収入を得ることができます。

これらのケースでは、得られる収入から経費をマイナスした分が、ミュージシャン自身の取り分になります。

ミュージシャンの収入源

レコーディングスタジオで歌う女性

続いて、ミュージシャンの収入源について見ていきましょう。
CDが売れなくなったと言われる昨今、どのような収入源からどのように収入を増やしていくかイメージすることがとても大切です。

楽曲販売

楽曲売上のミュージシャンの取り分は、販売形態や事務所との契約内容により異なります。

一般的に、CD売上のミュージシャンの取り分は2%程度です。
3,000円のアルバムが1,000枚売れた際、ミュージシャンの取り分は60万円程度で、さらに複数のメンバーがいる場合はこの金額を分け合うことになります。

ダウンロード配信で販売する際も同様ですが、楽曲の単価が安くなる分、取り分も下がるケースが一般的です。

印税

以下のケースで、印税収入が得られます。

  • 楽曲販売時・・・作詞・作曲者にそれぞれ販売価格の3%程度
  • カラオケ・・・歌手に1%程度、作詞・作曲者にそれぞれ2%程度
  • 定額制音楽配信サービス・・・一番高いApple Musicで1再生当たり約1円

これらの他、テレビやラジオで楽曲が使用される際にも、作詞・作曲者に著作権印税が入ります。

ライブ・コンサート

ライブ・コンサートでは、チケット販売代金から経費をマイナスした分が、メンバーに入ります。

CD販売や著作権では作詞・作曲者に収入が集中してしまいますが、ライブ・コンサートでは、メンバー間で収入を均等に分配するケースが一般的です。

メディア出演

テレビやラジオのメディア出演をすると、ギャラが支払われます。

人気や知名度により出演料は大きく変わるため、特に相場は決まっていません。
ここで注意しておきたいのは、楽曲のプロモーションのためテレビ出演する際には広告費を支払わなければならず、基本的に出演料は受け取れないということです。

プロモーション以外でテレビ番組にレギュラー出演したり、ラジオのパーソナリティーを担当する際は、出演料を得ることができます。

グッズ販売

近年、ライブやコンサートの売上を支えているのが、グッズ販売です。

というのも、ライブは会場のレンタル費用や関わるスタッフの人件費・機材にかかる費用などかなりかかるため、チケット代だけで十分に収入を得るのが難しいケースもあるからです。

グッズ販売のミュージシャンの取り分は、契約内容により異なり、10~50%ととても幅が広いです。

レコーディング・リハーサル(スタジオミュージシャンの場合)

スタジオミュージシャンの場合、ライブツアーやテレビ・CDの収録など、依頼ごとに収入が入ります。

安定的に収入を得るためには、確かな技術力と実績が必須です。
また、事務所に所属していない場合案件を自分で得ないといけないため、コミュニケーション能力が必要とされる場面もあります。

例えば、ライブでの収入は1本あたり1~5万円程度と、かなりの幅があります。
値段を左右するポイントとしては、依頼主側(求めるレベルやサポートメンバーに対する考え方の違いにより、価格設定が異なるため)とスタジオミュージシャン側(技術レベルが高いほど、単価の高い案件を担当できる傾向がある)の両面があります。

YouTubeなどの動画配信・ストリーミングサービス

YouTubeなどの動画配信による広告料や、Sportifyなどの定額制音楽配信サービスの収入もあります。

当然のことながら、再生数に比例して収入が増えます。
また、動画配信やストリーミングサービスをきっかけに認知してもらい、ファン獲得につながる可能性もあります。

ファンクラブやSNSの有料会員

ファンクラブやSNS有料会員の月会費による利益は、基本的にファンの間で分配される取り決めになることが多いです。
Webサイトの運営費用や人件費など諸経費を引いた粗利を、事務所とミュージシャンとの間で分配します。

CMの出演料・使用料

CMは、ミュージシャン本人の出演、もしくは楽曲がCMソングとして使用されるケースの2パターンがあります。
いずれも、CMオファーの際に契約金としてまとめて支払われることが多く、事務所とミュージシャンとの間で分配します。

ミュージシャンのメンバー全員ではなく1人のみ(あるいはメンバーの内数人のみ)が出演する際には、そのメンバーのみが収入を得る形が一般的です。

まとめ

ミュージシャンといえば、楽曲をリリースしライブをおこなって・・・といったイメージがあると思いますが、近年では収入源が多様化しています。

また、ミュージシャンになるため事務所とどのような契約をするか、あるいは個人で独立して活動するかという点も、ケースバイケースです。

この記事でご紹介した収入源を参考にしながら、ミュージシャンの収入をイメージされてみてはいかがでしょうか?

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