a person "who takes photographs as a job. "
フォトグラファーの撮影費用はどのくらい?満足度を高めるコツ
フォトグラファー(写真家)に家族写真や商品写真を依頼する場合の費用をまとめています。項目別にご紹介しているため、費用の感覚をつかみやすいでしょう。また、費用相場だけではなく満足度を高めるためのコツもご紹介しています。

家族写真・ブライダル・商品写真など、最高の写真を撮りたい場面は、プロのフォトグラファーに依頼する方法があります。
スマホやコンパクトデジタルカメラで撮影できる状況であるとはいえ、プロの写真は仕上がりが全く異なります。
しかし、高品質を期待するからこそ、費用がどの程度かかるのかも気になるところです。
この記事では、プロのフォトグラファーに写真撮影を依頼した場合の費用についてご紹介します。
Contents
フォトグラファーの依頼用途・目的とは?
フォトグラファーの利用用途は、プライベートから商用までかなり幅広いです。
この章では、フォトグラファーの依頼用途・目的について解説します。
人生の節目・イベント
七五三・成人式・結婚式・還暦などの人生の節目となる大きなイベントは、記憶だけでなく記録にも収めておきたいものです。
後から写真を見返すときにも、写真の仕上がりに満足していると思い出がいっそう鮮明に思い起こされます。
成人式や結婚式などは、イベントを祝うための特別プランが設けられていることもあります。
日常の記録
家族や夫婦の日常は、後から振り返ると貴重なものです。
普段の家族旅行などで写真を撮影する場合は、満足のいく写真が撮れないことがあります。
写真をきれいに撮影するだけでなく、リラックスさせたり自然な表情を引き出したりするのが上手なフォトグラファーもいます。
例えば、毎年結婚記念日に決まってプロのフォトグラファーに写真撮影を依頼するなど、日常の一区切りとしての活用も可能です。
プロフィール写真
就職活動の際には、写真の印象によって面接官への印象が大きく異なります。
また、パンフレット・名刺・ホームページなどのさまざまな場面で顔写真を掲載することもあるでしょう。
好印象を与える写真を撮影するには、実績豊富なフォトグラファーに依頼をするのがベストです。
特殊撮影(水中撮影や旅行撮影など)
スキューバダイビングの様子を写真に納めたり、旅行に同行してもらって行く先々の写真をもれなく思い出に残したりするなどの活用法もあります。
これらは特殊な用途のプランになるため、特別料金が設定されているケースが一般的です。
商品撮影・CM撮影(商業用)
ビジネスにおいては、商品のカタログ写真やホームページ用の写真は必ずプロに撮影をしてもらうべきです。
構図や光の当たり方によって、写真の与えるイメージが全く異なったものになります。
結果的に商品の売り上げや会社の評判にも大きく影響します。
モデル写真(商業用)
宣伝のためにモデルを起用したり、芸能活動としてモデル写真を撮影したりする場合もあります。
ごくわずかな違いにより大きく印象が異なるため、相当の技術が要求されます。
用途別フォトグラファーの費用相場
フォトグラファー(写真家)への依頼費用は、さまざまな条件によって大きく異なります。
この章では、まず目安をつかんでいただくための概要をご紹介します。
(個別のプランによって異なるため、あくまで目安として参照してください)
項目 | 個人のフォトグラファー | フォトスタジオ・プロダクション |
---|---|---|
記念写真(家族写真) | 8,000~30,000円 | 12,000~30,000円 |
1人用写真(証明写真など) | 8,000~15,000円 | 12,000~30,000円 |
商品写真 | 1カット500~5,000円 | 1カット1,000~5,000円 |
モデル写真 | 1時間2,500~30,000円 | 1時間8,000~30,000円 |
※家族写真は、写真撮影のみであれば5,000円以下で安いプランが設定されていることもあります。
しかし、フレームに入れて保管する目的の写真の場合は、相応の価格がかかります。
※商品写真の下限価格は商品をスタジオなどに郵送して、写真を納品してもらう形での費用です。
スタジオ撮影やロケーション撮影をする際には、プラスアルファで費用がかかります。
フォトグラファーの費用を左右するポイント
フォトグラファーへの依頼費用は、さまざまな条件で変化します。
依頼の内容や条件によっては、上述のプランから大きくかけ離れることもあります。
この章では、価格が変化する条件を4つご紹介します。
知名度
特に、個人で活躍するフォトグラファーの費用においては、知名度や人気が大きく左右します。
例えば写真コンテストの受賞歴があって業界内でも有名なフォトグラファーは、価格が高くなる傾向があります。
傾向として、個人のフォトグラファーに依頼をした方がスタジオに依頼をするよりも安くなりますが、有名フォトグラファーの場合は例外だと考えてください。
写真のカット数
写真のカット数と料金は概ね比例します。
ただし、商品写真やホームページ用写真のように、多くの写真点数が必要な場合には定額の料金設定になっていることもあります。
他に、写真のカット数に関係なく無制限のプランを設けているフォトグラファーもいますので、プランを詳しくチェックしてください。
撮影の拘束時間
フォトグラファーの拘束時間が長くなると、その分料金は高くなります。
従って、結婚式などのイベント写真や、フォトグラファーの出張依頼などは、基本的には割高になります。
オプションの内容
フォトグラファーのサービスには、さまざまなオプションがあります。
- 画像データ(デジタル)の受け取り
- 衣装レンタル
- スタジオ/一軒家レンタル
- ヘアメイク
- アルバム/フレーム作成
- 写真のレタッチ(修正)・加工
写真撮影の用途やご希望を考え、必要なオプションを選択しましょう。
フォトグラファーの費用の満足度を高めるためのコツ
せっかく費用をかけてフォトグラファーに写真撮影を依頼するなら、コストパフォーマンスに優れたオーダーをして、満足度を高めたいものです。
この章では、フォトグラファーへ撮影依頼をする際に満足度を高めるためのコツについてご紹介します。
フリーのフォトグラファーに依頼をする
一般的に、フリーのフォトグラファーの方が安くなる傾向があります。
また、経験を積んで独立をしているフォトグラファーも多いので、品質にこだわる方にもフリーのフォトグラファーの方がオススメです。
ただし、あくまでも傾向にすぎないので、依頼の際の見極めは非常に重要です。
ポートフォリオを確認する
フォトグラファーの技術をチェックする際にとても役立つのがポートフォリオです。
ポートフォリオとは簡単にいえば、作品見本のことです。
個人のフォトグラファーの多くは、WebサイトやSNSなどでポートフォリオを公開しているので、クオリティを確認してからフォトグラファーに依頼しましょう。
事前にきちんとイメージを伝える
事前に十分なイメージを伝えることが、満足度に大きく影響します。
そのために重要なことは、事前にイメージを十分に膨らませることと、遠慮せずにいいたいことを伝えることです。
しっかりと内容を伝えた方が当日の撮影もスムーズに進み、フォトグラファーにとっても負担軽減になる可能性が高いです。
まとめ
フォトグラファーへの依頼費用は、写真の内容や撮影目的によって大きく異なります。
同じフォトグラファーに依頼する場合でもさまざまなプランがあるので、ご自身の目的を満たすためにはどのプランが最適なのかを判断することが大切です。
また、写真撮影を依頼する際には、イメージをしっかりと膨らませてから、事前にきちんと打ち合わせをした上で依頼をしましょう。
コストパフォーマンスを最大化できるか否かは、依頼時の十分な準備にかかっています。