ハイブリッドイベントとは?メリット・3つの形式・開催方法を解説
ハイブリッドイベントのメリット&デメリット・代表的な3つのイベント形式・開催方法をご紹介します。オフラインイベントとオンライン配信のよい部分を得られるハイブリッドイベントは、今後ニーズが高まっていくと予想されるため、イベント主催者必見です。

「ハイブリッドイベントってどんなイベント?」
「ハイブリッドイベントの開催方法を知りたい!」
このような疑問や悩みを抱いている方は多いでしょう。
ハイブリッドイベントとは、オフラインイベントとオンライン配信を同時に行うイベントです。
オフラインイベントとオンライン配信の両方のよさを活かせるため、イベント主催者は知っておいた方がよいでしょう。
そこで今回は、以下の内容について解説します。
- ハイブリッドイベントとは?メリットとデメリットを解説
- ハイブリッドイベントには種類がある!3つのイベント形式
- ハイブリッドイベントの開催方法6STEP
ハイブリッドイベントに興味のあるイベント主催者は必見です。
Contents
ハイブリッドイベントとは?メリットとデメリットを解説
ハイブリッドイベントとは、オフラインイベントとオンライン配信を同時に行うイベントを指します。
オフラインイベントとオンライン配信の両方のよさを活かせますが、メリットだけではありません。
ハイブリッドイベントのメリットとデメリットを解説します。
ハイブリッドイベントのメリット
ハイブリッドイベントのメリットは、オフラインイベントとオンライン配信という2つの参加方法から選べるため、参加者の幅が広がることです。
体験を重視する参加者や遠方に住んでいる参加者など、オフラインイベントとオンライン配信のどちらか一方のみであれば参加できなかった人でも、ハイブリッドイベントであれば参加できるでしょう。
またオフラインイベントに登壇している講師やゲストが、リアルタイムでオンライン配信に参加している人のコメントを見られるようにすれば、参加者の率直な疑問や感想をキャッチできます。
ハイブリッドイベントのデメリット
ハイブリッドイベントのデメリットは、オフラインイベントとオンライン配信の両方の環境を整える必要があることです。
オフラインイベントに必要な椅子や演台などの備品に加え、オンライン配信用の機材なども揃えなければなりません。
オンライン配信のノウハウを持ったスタッフも確保する必要があるでしょう。
ハイブリッドイベントには種類がある!3つのイベント形式
ハイブリッドイベントは、オフラインイベントとオンライン配信の比率により、イベント内容が大きく異なります。
イベントの目的やターゲットのニーズを考えて、イベント形式を選びましょう。
ハイブリッドイベントの3つのイベント形式をご紹介します。
オフラインイベントとオンライン配信を同時に開催する
オフラインイベントを開催しながら、生中継のように同時並行でオンライン配信を行う形式です。
オフラインイベントとオンライン配信から選べるため、参加者にとって利便性の高いイベント形式だといえるでしょう。
イベント終了後も閲覧できるアーカイブ配信があれば、オフラインイベントに参加した後にオンライン配信を楽しむこともできます。
オフラインイベントの一部をオンライン配信にする
オフラインイベントをメインとし、イベント会場に来られない参加者に限ってオンライン配信に参加できる形式です。
成人式・結婚式・ペットの葬式などで採用されることが多くなっています。
「遠方に住んでいる」「体調に不安がある」など、オフラインイベントに参加できない状況にある参加者も含めて、すべての参加者に見てもらいたいイベントでは、この形式を採用するとよいでしょう。
オンライン配信の視聴者のみオフラインイベントにも参加できる
オンライン配信の視聴者のみ、オフラインイベントにも参加できる形式です。
講義形式のイベントで採用されることが多く、オンライン配信の講義内容を理解していることを前提として、オフラインイベントの講義が進みます。
オンライン配信の講義で課題を出し、オフラインイベントで参加者同士が課題について話し合う時間を設けるのもおもしろいかもしれません。
ハイブリッドイベントの開催方法6STEP
ハイブリッドイベントを企画する際に、「何から準備すればいいの?」と迷う方は多いかもしれませんね。
ハイブリッドイベントの開催方法を把握した上で、スケジュールを組みましょう。
ハイブリッドイベントの開催方法6STEPを解説します。
イベント内容を企画する
まずはイベントを開催する目的やターゲット層のニーズを考え、両方を満たせるようなイベント内容を企画しましょう。
イベントを開催する目的としては、「商品をアピールしたい」「作品と出会うきっかけにしたい」「楽しい時間を提供したい」などが挙げられます。
イベント企画時には、オフラインとオンラインの比率についても検討しましょう。
イベント会場を決める
イベント内容が決まったら、イベント会場を探しましょう。
オフラインイベントの来場者数の規模に合ったイベント会場を選ぶのがポイントです。
またオンライン配信を実施するためには、配信環境を整える必要があります。
備え付けの配信機材や高速なインターネット回線のある会場を選ぶのがおすすめです。
ゲストや講師を依頼する
トークショーや講義形式のイベントを開催する場合は、ゲストや講師を依頼する必要があります。
イベント内容に合ったゲストや講師を探し、依頼料金やスケジュールを調整して契約しましょう。
ハイブリッドイベントではオンライン配信があるため、視聴者のコメントに反応するよう依頼すると、一体感のあるイベントになります。
備品や機材を準備する
イベントの開催に向けて、備品や機材を準備しましょう。
イベント会場へ運搬する手間を省きたい場合は、購入よりもレンタル業者から借りるのがおすすめです。
ハイブリッドイベントは、オフラインイベントとオンライン配信の両方の環境を整える必要があり、準備する備品や機材が多いため、日程に余裕をもって準備しましょう。
オフラインイベントには椅子や演台などの備品、オンライン配信にはビデオカメラやパソコンなどの機材が必要です。
配信環境を整える
ハイブリッドイベントではオンライン配信があるため、配信環境を整える必要があります。
YouTubeやZoomなど、さまざまな配信ツールがあるため、必要な機能や予算に応じて選びましょう。
イベント当日と同じ配信ツール・配信機材・インターネット回線でリハーサルをし、安定した画質や音声で配信できるか確認することが大切です。
イベントを宣伝する
イベントの日時・会場・内容などが決まったら、イベントを宣伝して集客しましょう。
ホームぺージ・メール・SNSなど、さまざまな宣伝方法があるため、ターゲット層に合わせたツールを使って宣伝するのがポイントです。
若い世代をターゲットにする場合は、SNSでの情報発信が効果的でしょう。
SNSによる宣伝方法を知りたい方は、こちらの記事が参考になります。
⇒「イベントの集客はSNSの活用が必須!9つのコツを詳しく紹介」
まとめ
ハイブリッドイベントは、オフラインイベントとオンライン配信の両方の準備が必要ですが、参加者にとっては選択肢が広がり、利便性が高まります。
ハイブリッドイベントを開催すれば、集客力がアップし、商品や作品をより多くの人々に知ってもらえるかもしれません。
今回ご紹介した3つのイベント形式や開催方法を参考にして、ハイブリッドイベントに挑戦してみましょう。